DAIKAN

会社情報 代表ご挨拶

環境保全は、語る時代から、
実現する時代へ。

 2023年、株式会社ダイカンは設立50周年を迎えます。今日まで歩みつづけてこられたのはひとえにお客様からの信頼と、社員及び関係各位の努力あってこそ。心から感謝を申し上げます。

 弊社は1974年(昭和49年)に業界の中でいち早く大型の焼却炉を建設。それまで主流だった埋め立てから焼却処理へと、産業廃棄物処理のスタンダードを大きく変えることとなりました。設立以来、誠実に、法令遵守と適正処理を貫いてきたこと。その姿勢に共鳴し、全国の名だたる企業様が数十年にわたって産廃処理をお任せくださっていること。そのことが、私たちダイカンの何よりの誇りとなっています。

 設立から50年の間に時代は昭和から平成、そして令和へ。この間グローバル化が進み、産業構造も大きく、また激しく変化しました。21世紀のスタートと前後して地球温暖化問題が顕在化し、産業界においても「エコ」「環境」が合言葉に。地球環境保全に取り組む姿勢が企業評価の重要な物差しになり、産廃処理業者へのニーズも再び大きく変わりました。ダイカンの新たな挑戦の始まりです。適正な焼却処理の技術を土台に、サーマルリサイクルシステムをはじめとして、より環境に配慮した処理技術や処理プロセスの開発、さらに破砕・選別・リサイクル方法の確立へ。お客様の期待に応えるために全員で一歩ずつ前進してきたことが、今へとつながっています。

 「地球環境を守る」「美しい未来をつくる」。これはもう、単なる合言葉ではありません。実現しなければならないミッションです。ミッションを果たすために必要なのは、言葉だけに終わらない、より具体的な行動や技術。私たちダイカンは現在、産廃処理のプロとしてお客様の課題解決に取り組むほか、業界ネットワークを生かしてリサイクルフローのご提案も行っています。また、新開設となる三田事業所では、焼却設備をあえて持たず、新たなリサイクルにチャレンジしていきます。

 産廃処理はモノを生み出す事業ではありません。しかし、処理が進化すれば、未来への希望が生まれます。私たちダイカンは、お客様の事業の最終工程を担うアンカーマンという自負を持って、全員で知恵を出し合い、話し合い、お客様と並走して地球環境保全に貢献してまいります。

株式会社ダイカン

代表取締役社長吉村 太郎

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