安全に処理するため、
お預かりする廃棄物を分析。
ダイカンでは本社工場・堺事業所の2拠点に様々な分析機器を揃えた分析室を設置。スペシャリストによる廃棄物の化学分析を行っています。
廃棄物を分析して安全に処理
産業の多様化・複雑化によって廃棄物にも様々な物質が含まれるようになり、適正な処理を行うためには廃棄物の性質分析が欠かせなくなっています。
ダイカンではご依頼いただいた廃棄物を徹底して分析し、性質を把握することで、安全で環境にやさしい処理を実現。化学品、化成品、輸出入品を取り扱う企業様も、安心して廃棄物処理をお任せいただけます。
受け入れ前に廃棄物サンプルを分析
ダイカンでは廃棄物の受け入れ前にサンプルをお預かりし、焼却テストや残渣の分析を実施。安全かつ適正な処理につなげています。
これによって廃棄物の運搬や処理中の事故、及びお客様が「排出事業者責任」を問われる事態を防いでいます。
処理前の分析効果
- 廃棄物の各種元素含有量・
溶出量を
把握できます。 - 焼却炉に対する腐食などの
影響を
検討できます。 - さまざまな場面※での
データを
蓄積できます。
※通常値の把握や異常発生時など
処理後の分析効果
- フェニックス※受入基準に対する
確実な判定が
可能となります。 - 残渣資源化への
各種有効性を
検討できます。 - 物性を把握することで安定した
リサイクルを
実現できます。
※大阪湾広域臨海環境整備センター
化学分析機器を導入
-
蛍光X線分析装置
元素組成を簡易に測定。汚泥や燃え殻等の構成元素を測定でき、性状の推定に有効。
-
熱量測定装置
試料を燃焼させてその間の温度上昇を測定し、試料1gあたりの発熱量calを算出。
-
ICP発光分析装置
溶液中の金属を高精度で分析。鉛、砒素、カドミウムなどの有害金属の溶出量を公定法で分析可能。
-
イオンクロマトグラフ
溶液中の塩素、硫黄、フッ素、臭素量を測定。燃焼前処理装置を備え、燃え殻や汚泥など固体、液体中の燃焼性成分分析が可能。